Vol.04 「国立科学博物館 地球館(B3F)」篇
ホトンくん、「自然のしくみの偉大さ、科学の偉大さにわくわく!」の巻

国立科学博物館の外観。「日本館」「地球館」に
わくわくするような展示がいっぱい!
望遠鏡で地球の外の世界をぐんぐん遠くまで見ていくような研究から、顕微鏡で身の回りの世界を作る物質の中身をぐんぐん細かく見ていくような、分子、原子、さらに素粒子の研究まで。
宇宙、物質、生命… この世界がどのようにできているのかを解明しようとする科学の挑戦を、国立科学博物館「地球館」の地下3階、常設展「自然のしくみを探る」で見ることができます。
これらの研究には、「光」がとても役に立つ道具として使われているのだそうです。展示の一部をレポートします。
国立科学博物館には、とてもたくさんの興味深い展示があって、示唆に富んだ解説を読むと、好奇心がどんどん大きくなるのを感じたよ。

「地球館」の地下3階にある「自然のしくみを探る」ゾーン。
世界の成り立ちを知ることのできるさまざまな展示。
各所に映像の解説もあって分かりやすい

科学者を紹介するコーナー。偉大な人たちの、
印象的な言葉や、研究ノートなど 個性や創造性をテーマとした展示。

月の石や、隕石などの展示もあるよ。

結晶について解説したコーナー。X線を使って初めて結晶構造を
明らかにした例なんだって。
いろいろなものを測る「単位」ってどのように決められるんだろう?
科学の世界では、正確にものごとを「測る」ことが基本となります。「法則を探る」コーナーでは、長さ、重さ、時間など・・・・ものを測るときの基準はどのように作られてきたのかを見ることができるよ。

素粒子って、信じられないくらいおもしろそうだ。
この宇宙に存在するすべての物質のもと、「素粒子」に科学のスポットが当たっているよ。私たちの目には見えない、まるで想像のような世界だけど、いろいろな理論や実験から、その存在が確かめられたり、新しい真実が見つけられているんだって。

宇宙はどのようにできているのか・・・?宇宙の旅を楽しんでいるような空間
宇宙はどのようにできているのか。スケールごとにいろいろな構造を展示・解説したコーナーだよ。ぼくたちのいる地球や、太陽系のお話から始まって、ぼくたちが空を見上げて見える星、さらに銀河、銀河団など。さらに宇宙の始まり「ビッグバン」のお話まで、宇宙旅行してるような気持ちになったよ!

物質をどんどん細かくしていくと、そこにはどんな世界があるんだろうか?
私たちの体も、自然も、地球も、宇宙もすべては「物質」からできている。では、この「物質」をどんどん細かくしていくとどうなるだろうか?
分子、原子、素粒子・・・物質の成り立ちをいろいろな方法で理解することによって、私たちは物質をうまく利用して、豊かな社会を築くことができるんだ。


国立科学博物館のウェブサイトでもいろいろな情報を見てみてね。